新潟県のWEB3・NFT活用事例|自治体・企業の活用事例、相性が良い新潟県の有名なものを紹介!

新潟県には、日本のWEB3活用事例の中でも最も有名かつ成功したとも言える「山古志村」の事例があります。
また、そのほかにも新潟県ならではのWEB3活用事例を紹介していきます!

山古志村の事例以外にも非常にユニークな事例もあり、「WEB3地方創生」を学ぶ上で新潟県の事例は非常に参考になると思います!

1つずつ新潟県のWEB3・NFT活用事例を見ていきましょう!

目次

新潟県のWEB3事例①:山古志村「Nishikigoi NFT」「山古志DAO」

人口が約800人で限界集落と言われていた新潟県山古志村は、電子住民票を兼ねたデジタルアートNFT「Nishikigoi NFT」を発売しました。

このNFTアートを購入すると、「山古志DAO」に参加することができ、山古志村の一員として山古志地域を存続させるためにアイディアや事業プランをコミュニティメンバーと共に考え、投票、実行することができるようになります。

Nishikigoi NFTは、1,500ものNFTが購入され、第一弾でデジタル村民は人口よりも多い996人にも登りました。

運営元山古志村
公式サイトhttp://yamakoshi.org/
https://nishikigoinft.com/
公式SNShttps://twitter.com/nishikigoiNFT

新潟県のWEB3事例②:ふるさと納税「NFTトレカ”燕三条NFT 匠の守護者”」

2023年5月、新潟県燕市と三条市は、ふるさと納税にNFTトレカ「燕三条NFT 匠の守護者」を両市の返礼品として新たに採択しました。
ふるさと納税の返礼品として2つの自治体が共通のNFTを提供するのは全国初の取り組みになります。

今回のNFTは、2019年から株式会社燕三条がトレーディングカードとして発売していた「燕三条トレカ匠の守護者」をNFT化したものになります。

NFTの所有者は、保有枚数に応じて燕三条地域で使えるイベント参加券や飲食店クーポンがもらえるようになります。燕市と三条市は、これら特典を用意する事で観光促進、関係人口増加を図り、燕三条DAOのDiscordサーバーとも連携する事で地域活性化を促進する狙いがあります。

先日、株式会社トラストバンク主催の「ふるさとチョイスAWARD2023」のチョイス事業者部門にノミネートされました。

運営元新潟県燕市
新潟県三条市
株式会社燕三条
公式サイトhttps://www.city.tsubame.niigata.jp/index.html
https://www.city.sanjo.niigata.jp/index.html
https://takuminoshugosha.com/

新潟県のWEB3事例③:UX新潟テレビ21|松田ペット看板NFT

UX新潟テレビ21は、開局40周年を記念して、NFTへの参入をはじめました。
その第一弾として、長岡市にあるペットショップ「松田ペット」の看板をNFTとして販売します。

松田ペットの看板は、全て手書きで色や表情が異なり、一部で根強い人気があり同人誌も発行されるほどです。
販売するNFTは、UX新潟テレビ21が2017年〜2018年に撮影したものです。

中にはすでに撤去されていて、見ることができないものもあり、貴重な昔のデザインがNFTを通して蘇ります。

NFTを購入すると、松田ペット看板のファンミーティングへの参加権や、オリジナルグッズがもらえる特典がついています。

運営元UX新潟テレビ21
公式サイトhttps://www.uxtv.jp/sp/nft/

新潟県のWEB3事例④:粟島浦村デジタル島民証明証NFT

新潟県の離島である粟島浦村は、2023年10月11日よりふるさと納税の返礼品として「デジタル島民証明証」「島の壁画アート共同所有権」の取り扱いを開始しました。

粟島浦村は、人口わずか325人で日本で4番目に人口が少ない島です。税収・人材不足に悩んでおり、持続可能な栗島の未来を創出する取り組みとして開始しました。

デジタル島民には、「島民証明証」「島民お祝い品」「しらせあいアプリでの投票権」「しらせあいアプリでの意見募集」「栗島のイベントご案内」が行われ、10月21日には、「デジタル島びらき」も開催される予定になっています。

運営元粟島浦村
公式サイトhttps://www.vill.awashimaura.lg.jp/
プレスリリースはこちら

新潟県のWEB3事例⑤:奇跡の集落 池谷・入山集落「棚DAO」

新潟県十日町市池谷・入山集落を拠点に棚田保全等の活動を行う「特定非営利活動法人地域おこし」は、フレームダブルオー株式会社のweb3導入サポートを活用し、棚DAOを展開しています。

池谷・入山集落は、2004年中越大震災後には6世帯13人となった集落であり、その後地域おこし活動に取り組み、2016年には11世帯24人にまで増え「奇跡の集落」と言われています。

棚DAOは、新潟県十日町市の「特定非営利活動法人地域おこし」の活動に賛同する方なら、誰でも参加できる棚田を中心としたコミュニティです。

コミュニティの会員権をNFT(非代替トークン)でデジタル化し、会員同士がコミュニケーションをとり、池谷集落の発展に自発的に関わるコミュニティを築くとともに、仲間を増やしながら都会の方々と協力して新しい形の村づくりを進めていくことを目指すDAOになっています。

運営元特定非営利活動法人地域おこし
フレームダブルオー株式会社
公式サイトhttps://tanadao.clubs.place/
https://about.iketani.org/
https://corp.frame00.com/

新潟県のWEB3事例⑥:地域密着型NFTマーケットプレイスNiiFT(ニイフト)

NiiFT(ニイフト)は株式会社NIZAによって2023年12月にリリースされた「新潟×NFT」のマーケットプレイスになります。

現在NFTとして出品されているものは、新潟県にゆかりのある特産品やキャラクター等です。

NiiFT(ニイフト)は日本円で購入ができる他、ふるさと納税NFTを申請中で今後ふるさと納税NFTにも対応予定となっています。

購入・獲得したNFTはMetamask(メタマスク)等のウォレットと接続することができ暗号資産ユーザにも使いやすい仕組みとなっています。

運営元株式会社NIZA
公式サイトhttps://market.niift.jp/

新潟県のWEB3事例⑦:新潟市・DAOモデルの地域コミュニティスペース

新潟市古町で2023年3月に新規事業、起業など新たにチャレンジしたい方と、地域経営者が繋がるコミュニティスペース”oO SPACE Niigata”がオープンしました。

この”oO SPACE Niigata”ではDAO型の店舗運営を行っており、出資者全員で店の方針を決定する仕組みとなっています。

議決権は「貢献トークン」「オーナートークン」の所持量によって異なります。

トークンを獲得するためには、店舗での飲食、労働、紹介などのアクションが必要となります。

運営元エスイノベーション株式会社
公式サイトhttps://sinnovation.jp

新潟県のWEB3事例⑧:ブランド包丁×ブロックチェーン

燕市にある包丁メーカー「藤次郎」はSBIトレーサビリティのサービス「SHIMENAWA」を活用して、ブランド包丁のトレーサビリティをブロックチェーン上で管理するサービスを導入しました。

包丁の柄の部分にブロックチェーンを搭載したICタグを内蔵し、製造元などが記録されています。このICタグをスマートフォンでかざすことにより情報を確認できるという仕組みになります。

SHIMENAWAの提携先としては、主にブランド日本酒の真贋証明に活用されて来ましたが、金物商品で活用されるのは初のケースとなります。

運営元SBIトレーサビリティ
大光銀行
藤次郎
公式サイトhttps://service.sbi-shimenawa.com/

新潟県のWEB3事例⑨:新潟大学×CTC 温室効果ガスをNFT化し販売へ

新潟大学と伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、「脱炭素農業によるGX推進」新たな取組として将来的なカーボンクレジット取引を目指しています。

この取り組みは、新潟大学と協力して温室効果ガスをNFTとして可視化する実証実験に取り組みです。将来的には生産者による排出削減の活動実績の証明と予測・分析を可能にすることを目指します。

運営元伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
新潟大学

新潟県の有名なものから考えるNFT・WEB3の活用方法

新潟県の有名なものから考えるNFT・WEB3の活用方法

新潟県独自のNFT・WEB3を活用した事例を紹介してきましたが、WEB3地方創生ねっととして新潟県には他にどのような可能性があるのかというのを新潟県の有名なものから考えてみたいと思います!

是非皆様も新潟県のどのようなものとNFT・WEB3を絡ませると良いかというのを一緒に考えてみてください!

新潟県の有名なものベスト10

47都道府県の魅力」を参考に、新潟県の有名なものランキング1位〜10位のものからNFT・WEB3の活用方法を考えていきます!

新潟県といえば、、、
ランキング1位〜10位
  • 1位:米(コシヒカリ)
  • 2位:酒(日本酒)
  • 3位:田中角栄
  • 4位:雪(雪国・豪雪地帯)
  • 5位:佐渡島
  • 6位:笹団子
  • 7位:亀田製菓
  • 8位:上杉謙信
  • 9位:トキ
  • 10位:NGT48

新潟県の有名なもの第1位:米(コシヒカリ)✖️NFT・WEB3

新潟県の有名なもの:米✖️NFT・WEB3の活用方法

新潟県と言えば、誰もが「お米」を思い浮かべると思います。
高級で美味しいお米といえばむしろ新潟県が思い浮かぶほどには。

このお米に対してどのようにNFT・WEB3技術を活用していくかですが、、、
考えられるものとしては、お米の権利をNFT化したキャッシュフロー改善や、NFTアートを活用したお米の限定パッケージの作成などです!

まず前者に関してですが、シーズン前にお米の権利を数キロ単位でNFT化することで先に販売します。そのNFTを購入してくれた方々に対して収穫後にNFTをバーン等してもらいお米を配送するというものです。農家の方々にとっては先にキャッシュフローを生む事ができ、NFT購入者はお米の権利自体を転売したり誰かに譲ったりという経済活動をも行う事が出来ます。

後者として取り上げたお米のパッケージの作成などは、実は北海道芦別市がふるさとCNPとのコラボで同じような「あなただけのお米パッケージ」というのを取り組んでいます。

これらを掛け合わせる事で、農家にとってはキャッシュフローも良くなり、NFT購入者たちはNFTを自由に取り扱える上にオリジナルパッケージのものが楽しめたり、また共に1つのお米のブランドを作り上げていくということにも活用できると思います。

新潟県の有名なもの第9位:トキ✖️NFT・WEB3

新潟県の有名なもの:トキ✖️NFT・WEB3の活用方法

皆様はトキを知っていますか?
トキは、ペリカン目トキ科に分類される鳥であり、1952年より特別天然記念物に指定されています。
新潟県では、佐渡島に佐渡トキ保護センターがあり、野生復帰の放鳥など取り組まれています。

そんなトキとNFT・WEB3をどのように絡ませていくか。
例えば、トキの保全を目的とした「寄付型NFTアート」の販売などが考えられます。

トキは特別天然記念物に指定されているように、非常に貴重な鳥です。
この取り組みでは、NFTの収益がトキの保全・保護活動に使われ、トキの保全・存続に貢献することができます。

NFT所有者は特別にトキの見学ができるツアーに参加できるという特典をつけることでNFT購入の魅力を高めることができるのではないでしょうか!

また、ふるさと納税NFTも絡めながらトキに関するツアーなどの販売なども良いかと思います。

NFTをきっかけに佐渡島に行く機会が創出されながら、トキの生態数増加に貢献できるような形式での活用方法が社会的にも意義のあるものになるかと考えています。

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新潟県ならではのNFT・WEB3の活用事例、今後の可能性を紹介してきました!
ここまで読んだ方は、充分に学ぶことが出来たかと思います!

次は実際にNFTを体験してみましょう!
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