秋田県のWEB3・NFT地方創生事例|自治体・企業の活用事例にWEB3と相性が良いものを紹介!

2022年より様々な自治体・地域でWEB3・NFTの技術が活用された地方創生町おこしなどの取り組みが増えてきています。

この記事では秋田県におけるWEB3・NFT・メタバースが活用された地域独自の取り組みを紹介ていきます!
こちらの秋田県のWEB3事例の記事は事例が増えるたびに随時更新していきますので、ブックマークをしておくと後から見返すことが出来て便利です!

秋田県は、秋田犬など特有のものがあり、それらにWEB3技術が活用された事例が散見されます!
それでは秋田県のWEB3・NFT活用事例を見ていきましょう!

目次

秋田県WEB3事例①:自然災害復興支援NFT

株式会社ロクブンノニと合同会社Encryptoら複数社は、NFTを活用した持続的な寄付貢献のプロジェクト「自然災害復興支援NFT」を2023年9月より開始しました。

自然災害復興支援NFTプロジェクトでは、ロサンゼルスの現代アーティスト大久保鉄三氏とコラボし、2023年7月秋田県全土で発生した豪雨災害の復興を支援するNFTを販売しています。
このNFTによる売上金は、「秋田県大雨災害義援金」に寄付されます。

自然災害復興支援NFTの販売詳細
  • 販売期間:2023年9月5日〜2023年9月30日
  • 販売価格:$10
  • 対応チェーン:Ethereum
  • 発行数量:OpenEdition
  • 発行形式:ERC1155
  • Contract Name:Recoveryfor001
  • SYMBOL:NFT For Recovery

購入ページ:https://app.manifold.xyz/c/nft4recovery-001-akita
プロジェクト公式サイト:https://nft4recovery.my.canva.site/jp-001-akita
利用規約:https://crypto-times.jp/recovery-for-akita-terms-conditions/

このプロジェクトは従来の企画と異なり、1つのプロダクトで持続的に寄付金が発生し、かつ数値を公表する事によって透明性が担保できます。新しい地域支援の形として皆様も是非ご参加してみてください。

運営元株式会社ロクブンノニ
合同会社Encrypto
A LOVE MOMENT
公式サイトhttps://rokubunnoni.com/

秋田県のWEB3事例②:META AKITA(秋田犬✖︎NFT)

公益社団法人「秋田犬保存会」の公認スピンオフ企業「株式会社Meta Akita」は、”WEB3のコンセプトを活用し地方が誇る歴史文化の価値をグローバルスケールで共有できるプラットフォームを開発する”企業であり、2022年11月より秋田県NFTを100個限定で販売開始し、5分で完売させました。

メタ秋田は「世界最速で少子高齢化が進む街を、世界一豊さを誇れる街に」をコンセプトに掲げており、秋田犬がつくりあげる「世界最大のメタバース」プロジェクトです。

メタ秋田のNFTを保有していると、秋田犬保存会博物館に無料で入場できたり、将来的なメタバース「Meta Akita」へのパスポートになるとともに、様々なサービスを楽しめるようになるようです。

運営元株式会社Meta Akita
公益社団法人秋田犬保存会
公式サイトhttps://akitainu-hozonkai.com/metaakita/
https://akitainu-hozonkai.com/

ふるさと納税にMeta AkitaのプロデュースNFTが返礼品に

2023年2月に、ハチ公生誕100年を記念した限定NFTを秋田県で初めて大館市ふるさと納税返礼品として株式会社Meta Akitaがプロデュースすることが発表されました。

NFTのデザインにはMeta Akitaのコミュニティ及び、世界の秋田犬ファンの作品が採用されるようです。
詳細はPR Timesにて

秋田犬NFT 水害復興支援基金

2023年7月に株式会社Meta Akitaは、秋田県で発生した記録的大雨による水害とそれに伴う二次災害の状況を受け、「秋田犬NFT 水害復興支援基金」を設立しました。

「秋田犬 水害復興NFT」を購入すると、秋田県への募金が行えます。
NFT・ブロックチェーン技術によって、寄付の透明性が担保され、いつ、誰が、いくら寄付したかというのが明瞭に分かります。

寄付のNFTは一口0.01ETHから購入して行うことが出来ます。
これらのNFTはOpenSeaから購入可能です。

秋田県のWEB3事例③:由利高原鉄道NFT

秋田県由利本荘市は、由利高原鉄道株式会社の車両「おばこ号」の3DデータをNFTとして作成し、ふるさと納税の返礼品として2023年3月27日より取り扱いを始めました。

今回の取り組みは、由利本荘市と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、由利高原鉄道株式会社の3社による連携協定が結ばれ実証実験として行われました。

今回NFTとして取り扱われる車両は、「おばこ号」の「YR-3000形」をモデルとしており、1両版は赤色の車両、3両セット版は赤青緑の3色の車両を提供しています。

このふるさと納税での取り組み以外にも、ARアプリを活用した観光地等の魅力発信事業も展開していくようです。

運営元由利本荘市
由利高原鉄道株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
公式サイトhttps://www.city.yurihonjo.lg.jp/index.html
https://www.obako5.com/

秋田県のWEB3事例④:あきた移住・交流メタバース万博

2023年3月より秋田県と株式会社ゼロニウムは、秋田県への移住促進をテーマとした「あきた移住・交流メタバース万博」を開催・公開しました。

このメタバース空間は、一般的なWEBブラウザで利用でき、空間内の”秋田県ならでは”の「秋田犬パビリオン」や「白神山地パビリオン」「なまはげパビリオン」「鳥海山パビリオン」「田沢湖パビリオン」「かまくらパビリオン」などを楽しむことが出来ます。

イベント時には、県や市町村の担当者がアバターとして参加し、テキストチャットやボイスチャットで交流・相談することが出来ます!

メタバース空間はこちらからどなたでも参加することが出来ます!

運営元秋田県
株式会社ゼロニウム
公式サイトhttps://www.pref.akita.lg.jp/
https://www.zeronium.com/

秋田県の有名なものから考えるWEB3の活用方法

ここまで秋田県独自のWEB3・NFTの活用事例を紹介してきました。ここからはWEB3地方創生ねっととして他に秋田県でWEB3の可能性はどのようなものがあるのかというのを秋田県の有名なものから考えていきます

是非皆様も秋田県のどんなものとWEB3・NFTを絡ませると面白いかについて一緒に考えてみましょう!

秋田県の有名なものから考えるNFT・WEB3活用方法

「47都道府県の魅力」を参考に、秋田県の有名なものランキング1位〜10位の中からWEB3・NFTの活用方法を考えていきます!

秋田県といえば、、、ランキング1位〜10位
  • 1位:きりたんぽ・きりたんぽ鍋
  • 2位:米(あきたこまち)
  • 3位:なまはげ
  • 4位:美人(秋田美人)
  • 5位:秋田犬
  • 6位:佐々木希
  • 7位:ハタハタ
  • 8位:いぶりがっこ
  • 9位:稲庭うどん
  • 10位:田沢湖

秋田県の有名なもの第2位:なまはげ×WEB3・NFT

秋田県を代表する名物といえば「なまはげ」だと思います。

なまはげ行事は大晦日の晩に男鹿半島全域で行われており、また毎年2月には60年以上続く「なまはげ柴灯祭り」が開催されています。

そんな「なまはげ」ですが男鹿地域の少子高齢化に伴い次の世代への継承が課題となっています。

上記の課題に対して、少しでもなまはげについて多くの人に知ってもらうために、「なまはげメタバースサミット」を開催することができるのではないでしょうか?

これは秋田県が公式にリリースしているメタバース空間「あきた移住・交流メタバース万博」にてなまはげを代表とした全国にある来訪神を招待し、それぞれメタバース上で交流するイベントとして活用するものです。

なまはげ以外に秋田県内では秋田市の「ヤマハゲ」や沖縄県宮古島の「パーントゥ」など

全国にはなまはげと類似した無形文化が数多くあります。

そこで全国の来訪神を集めたサミットをメタバース空間で開催することにより、前例のない唯一無二なイベントとして注目を集められます。

さらにメタバースと並行してリアル空間でイベントを開催することもできそうですね!

イベントではミニゲームやくじ引きなどで、レアリティ毎に分けたNFTがもらえる施策を打つことによってNFTを介した参加者同士の交流を生み出すことができると考えられます。

さらにNFT保有者は「ナマハゲ伝道師認定試験」というなまはげへ理解を深め、保存と伝承を目的とした試験に無料で挑戦できるといった特典ができそうですね!

結果として、積極的にナマハゲを学ぶ人が増え男鹿地域での関係人口の創出に繋げられると考えられます。

秋田県の有名なもの第8位:いぶりがっこ×WEB3・NFT

個人的に秋田県といったら「いぶりがっこ」が1番初めに頭に浮かぶくらい好きな食材です。

しかし、そんな秋田県のいぶりがっこは現在存続の危機となっています。
2022年の食品衛生法改正により漬物販売に保健所の許可が必要になったため、作業所の改修が必要になりました。

その結果いぶりがっこ生産者全体の3〜4割が対応に間に合わず廃業危機に直面している状況です。

この問題を解決するため、「いぶりがっこ保全プロジェクト」としてトークン発行型のクラウドファンディングを立ち上げ、生産者・支援者が共にいぶりがっこを守るためにWEB3を活用するという方向性はどうでしょうか?

トークン発行型クラウドファンディングとは、プロジェクトの目的やビジョンに共感そして賛同してくれる人に発行したトークンを購入してもらい、共に目的の達成を目指す資金調達方法です。

このようなプロジェクトでは、コミュニティを形成し、トークンの発行者(=生産者)はコミュニティ内においてプロジェクトの進捗の報告などを行いながら支援者と交流を図ります。

時にはトークンを購入してくれた支援者と共に、いぶりがっこを続けていくために新商品のアイディアやマーケティング/PR方法について議論をし、そしてトークンを投票権として意思決定に参加してもらいます。

このように支援者がいぶりがっこを復活させるストーリーに参加し、その過程を共有し合えることがトークン発行型クラウドファンディング最大の魅力といえます!

またもう一つの魅力として、プロジェクトが盛り上がり多くの人が参加するほどトークンの価格も上昇するので金銭的リターンが発生する可能性も秘めています!

このトークン発行型クラウドファンディングの事例として、静岡県三島市で実施されている「三島ウイスキープロジェクト」が参考になります。

「三島ウイスキープロジェクト」ではプロジェクトに共感した支援者は「key3」というトークンを購入することができます。

このトークン保有量に応じてウイスキーの購入権、製造・販売に関わることができ、コミュニティ一体となってウイスキーを作っていくプロジェクトになります。

そして支援者は商品開発や販売プロセスに関わるだけでなく、トークンの収益を出すためにプロジェクト支援に積極的に関わる仕組みとなっています。

いぶりがっことウイスキーに共通点として作り手が少ない点と物自体が生産量が少く稀少である点が挙げられます。

また、いぶりがっこはコアなファンが多いため県内外の人でも作り方を学びたいという人は多いのではないでしょうか?

コミュニティー体となっていぶりがっこ生産を存続させ、共に盛り上げていくことにより関係人口を生み出し、結果としていぶりがっこ生産の後継者不足も解決できるかもしれません。

他にもいぶりがっことWEB3・NFTの活用方法はまだまだあると思いますので、ぜひ皆様も一緒に考えてみましょう!

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ここまで記事を読まれた方は、秋田県という場所でNFT・WEB3技術をどのように活用していくかという事について学ぶ事が出来たのではないかと思います!

次に実際にNFTを体験してみましょう!
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